おまとめローンのデメリットは?
複数の会社からの借り入れをひとまとめにできる「おまとめローン」は、メリットが多いですが、もちろん注意しておくべき点もあります。
下記が知っておきたいおまとめローンのデメリットになります。
多重債務状態だと金利が下がらない可能性も
「借り入れを一本化することで金利が低くなる」のがおまとめローンのメリットですが、その理由は『元々のローン』と『新しく契約するおまとめローン』の間に金利差があるためです。
ですので、もし元契約のローンの方が金利が低かったり、あまり変わらない場合は、期待しているほど金利が下がらないこともあり得ます。
計算してみたら金利が上がってしまうこともあるため、注意が必要です。
総支払金額が多くなる可能性がある
おまとめローンでは借入先を1つにすることで、借入先が複数あった時と比べて毎月の返済額を減らすことが可能な仕組みです。
しかし、そこで毎月の返済額をあまり低く設定しすぎてしまうと、最終的に支払う総額が元々の複数契約よりも増えてしまう可能性もあります。
もし、おまとめローンを利用するの目的が「支払総額を減らすこと」でしたら、総支払いの金額が元の契約より大きくならないようにしましょう。
しっかりと毎月の返済額を計算して調整していく事が重要です。
ただ、おまとめの目的が「少しでも毎月の返済負担額を減らしたい」のでしたら、多少は総支払い金額が大きくなったとしても、家計に無理のない返済額を設定するのが良いです。